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追悼 バトチョローン先生

 

 掲示板で一報しましたが、2015年2月7日、モンゴル国ウランバートル市内の病院にて、世界的に著名な馬頭琴奏者であるツェンドィーン=バッチョローン先生がガンのためにお亡くなりになりました。享年62歳。モンゴル国立馬頭琴交響楽団の設立者であり団長、芸術監督、常任指揮者。モンゴル国人民芸術家の称号を授与される。馬頭琴奏者として、馬頭琴の教師として、モンゴル国立馬頭琴交響楽団の設立やメンバーの育成についてなど、大きな功績を残されました。

ご冥福をお祈りします。

 

ツェンディーン=バトチョローン

モンゴル国人民芸術家

 

ウランバートル市生まれ、ドルノゴビ県出身。

1971年 民族舞踏学校卒業

1971年-1985年 国立民族歌舞団にて馬頭琴奏者。

1985年-1986年 バヤンホンゴル県音楽ドラマ劇場にて教授

1986年-1992年 民族舞踏学校にて馬頭琴教授

1992年 国立馬頭琴交響楽団を設立、団長、芸術総監督、常任指揮者。

 

1981年 国家功労芸術章

2002年 人民芸術家

 

 

バトチョローン氏のCD。

オルティンドー「サロール・タル(果てしなき草原)」は、最も得意とした曲といわれています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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