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国際馬頭琴フェスティバル&シンポジウムB

  3日目の2008年5月6日は09:00よりシンポジウムが行われ、14人のパネリストが発表を行いました。主なパネリストには、

ジャンツァンノロブ先生(モンゴル国を代表する作曲家)

バトチョローン先生(馬頭琴交響楽団常任指揮者・音楽総監)

プレブフー先生(馬頭琴奏者・大学教授。「イケルの故郷」の作曲者)

ダルマ先生(内モンゴル出身。国家1級演奏者。今回モンゴル国文化芸術勲章を受章)

ハスロー先生(内モンゴル出身。国家1級演奏者。モンゴル国文化芸術勲章を受章)

バトオチル先生(馬頭琴交響楽団の初代コンサートマスター)

 がいました。なお、日本からは大内雅彦氏と永瀬征博の2名でした。

 夕方よりはグレートモリンホールコンサートと題された参加5カ国によるコンサートがありました。

 

シンポジウム時に配布された冊子。14名のパネリストの原稿が、モンゴル語、英語、日本語の3ヶ国語で印刷されています。

 

シンポジウム時のスピーチの様子。(写真左から2人目は、進行役のジャンツァンノロブ氏)

 

シンポジウム終了後はオペラ劇場にて、クロージングセレモニーが行われ、夕方よりは参加各国によるコンサートが行われました。 全24曲のコンサートで、モンゴル国立馬頭琴交響楽団の演奏やロシアブリヤート共和国からの参加者の演奏、中国内蒙古自治区から参加のダルマ先生率いる「草原の乙女」の演奏、アメリカ人の演奏もありました。日本からは、日本人合同チームでプレブフー氏作曲の「イケルの故郷」を合奏、また大内氏、山本さんのソロ演奏、佐藤くん堀井さんの演奏、TOKYO万馬馬頭琴アンサンブルの演奏もありました。もちろんハスロー先生やチ・ブルグド先生も演奏されました。

このコンサートの開演前には緞帳をスクリーンにして、ジャミヤン先生の追悼フィルムが映写されました。また、日本人数名に表彰が行われ、記念品を授与されました。

コンサートの最後の1曲(アンコール)はジャンツァンノロブ先生作曲の「わが故郷わが駿馬」で、参加者全員での合奏で終了となりました。

 

コンサート終了後はオペラ劇場2階の広間で記念のパーティが行われました。 モンゴル民主化後、最初の大統領であったオチルバト元大統領の挨拶もありました。

 

 

 

 

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