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国際交流・日本馬頭琴協会 馬頭琴に関する団体が日本においてもいくつかあります。今回は、その中でも最も大組織である「国際交流・日本馬頭琴協会」を紹介します。1999年の10月におこなわれた、チ・ボラグ、バトチョローン馬頭琴演奏会の主催をした団体です。この演奏会は、馬頭琴演奏者のチ・ボラグ氏とバトチョローン氏がともに著名で、超一流の演奏者であったというだけではなく、中国内蒙古自治区の馬頭琴奏者とモンゴル国の馬頭琴奏者がひとつの演奏会に会したという点で非常に意味のある演奏会だったと思います。私は、1999年11月5日に東京都文京区にあるシビックホールの会議室にておこなわれた、上記協会の総会に参加してきました。その際に配布された資料を基に「国際交流・日本馬頭琴協会」を少し紹介します。あくまでも1999年11月時点での資料です。現在は、役員等で若干変わっていますので、ご了承ください。 1.この協会の主な役員(抜粋)(敬称略) 会長 小島 美子 副会長 菊地 董 星野 昌世 事務局長 鈴木 秀明 名誉会長 チ・ボラグ(中国内モンゴル) 名誉副会長 ゲ・ジャミヤン(モンゴル国) 名誉理事 バトチョローン(モンゴル国) アチラト(中国内モンゴル) チ・ブルグド(中国内モンゴル) 顧問 岸辺 成雄 蓮見 治雄 鳩山 邦夫 会長の小島先生、顧問の岸辺先生は民族音楽の分野では非常に著名なかた、また事務局長の鈴木先生はチ・ボラグ氏のCDの解説などで知られているかたです。名誉会長のチ・ボラグ氏、名誉理事のアチラト氏、チ・ブルグド氏は中国内蒙古自治区の演奏家です。名誉副会長のゲ・ジャミヤン氏、名誉理事のバトチョローン氏はモンゴル国の演奏家です。みなさん著名な演奏家です。顧問の蓮見先生は東京外国語大学のモンゴル語学科の教授、鳩山氏はご存知、元・文部大臣です。 2.会則 第1条 この会は、国際交流・日本馬頭琴協会といい、事務所を千葉市におきます。 第2条 この会は中国馬頭琴学会と連携して日本国内にて馬頭琴を始めとするモンゴル民族の文化・芸術の普及につとめ、多角的な国際交流をはかります。 第3条 その活動は次の通りです。 1 この会は国内において可能な限り馬頭琴の演奏会を企画、実行します。 2 会員相互の親睦の事業を行います。 3 主にモンゴル民族との友好親善につとめます。 4 馬頭琴演奏者の育成につとめます。 5 会報(モリン・ホール)を発行します。 6 その他必要な活動を行います。 第4条 この会は自由に入会・脱会ができます。 第5条 この会には次の役員をおきます。 1 会長 1名 2 副会長 若干名 3 事務局長 1名 4 理事 若干名 5 会計 1名 6 会計監査 2名 役員の互選により運営委員会(若干名)を設け 会の日常業務にあたります。又、役員会は、顧問若干名及び名誉会長を推薦することができます。 第6条 役員は総会において選出し、任期は2年とし、再任は妨げません。 第7条 この会の収入は次の通りです。 1.個人年会費 一口 2000円 何口でも可 2.団体・法人年会費 一口 10000円 何口でも可 第8条 この会の役員は随時、総会は年一回開催します。 第9条 この会の会計年度は4月1日より3月31日までとします。 第10条 会則の変更は総会出席者の過半数の決議によります。 第11条 本会則は1994年6月7日より実施します。 |
国際交流日本馬頭琴協会が後援した主なコンサート |